本日公開のアニメ映画『トランスフォーマー ONE』を観てきたので、その感想を書いていきます。
結論から先にいうと、ストーリーの良さは実写映画版を超えていて、アクションてんこ盛りの最高なCGムービー作品で面白かったです!!(≧▽≦)
オプティマスプライムとメガトロンの二人をメインにトランスフォーマーのはじまりの物語を描いていて、難しい専門用語とかも出てこないのでトランスフォーマーをよく知らない方でも問題なく楽しめることが出来ます♪
・実写映画版などのトランスフォーマー作品が好きな方。
・CGアニメ映画が好きな方。
・ロボット同士の迫力あるアクションを堪能したい方。
『オートボット』と『ディセプティコン』誕生の過程が丁寧に描かれているので、トランスフォーマーが好きな方にはたまらない作品に仕上がっています♪
注)鑑賞時に差支えのない程度の軽いネタバレがあります。
作品概要
【2024年公開】上映時間:105分
オライオンパックス/オプティマスプライム:クリス・ヘムズワース(中村悠一)
D-16/メガトロン:ブライアン・タイリー・ヘンリー(木村昴)
エリータ1:スカーレット・ヨハンソン(吉岡里帆)
B-127/バンブルビー:キーガン=マイケル・キー(木村良平)
アルファトライオン:ローレンス・フィッシュバーン(玄田哲章)
センチネルプライム:ジョン・ハム(諏訪部順一)
監督は『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーで、声優陣にクリス・ヘムズワースやスカーレット・ヨハンソンなどの豪華俳優陣が出演しています。
日本語吹き替え版も中村悠一や木村昴など人気声優陣が吹き替えを担当しており、俳優の吉岡里帆がエリータ-1の吹き替えを担当していますが、とてもパワフルな演技をされていて素晴らしかったです♪
あと出番がちょこっとだけですが、お笑い芸人の錦鯉の二人が警備員ロボット役で出演していて、長谷川雅紀さんはすぐに気づきました笑
ざっくりあらすじ
惑星サイバトロンの地下都市で労働ロボットとして働いているオライオンパックス(後のオプティマスプライム)とD-16(後のメガトロン)は固い友情で結ばれていた。
トランスフォーム(変身)する能力を有しない彼らは周りからバカにされながらも、お互いに励まし合いながら懸命に楽しく生きていた。
ある日謎のSOSのメッセージを受信した二人は、バンブルビーとエリータ-1の力を借りて、SOSのメッセージが記されている場所へ向かうために地上へ旅立つことに。
そこで彼らは隠された驚愕の真実を知ることになる・・・
感想(軽いネタバレあり)
個性的なキャラたちが勢揃い!!
本作のオプティマスプライムは偉大なる司令官になる前なのか、とてもやんちゃで無鉄砲な性格で、僕の知っているオプティマスプライムは厳格なキャラだったので、かなりイメージからかけ離れていたのでビックリしました。
逆に悪に染まる前のメガトロンは問題行動を避けて規則に従う真面目な性格だったので、二人の性格が逆転している対比構造で面白いなと感じました。
バンブルビーはおしゃべりでお調子者なムードメーカーで、エリータ-1は男勝りで喧嘩っ早い性格で、一癖も二癖もあるキャラたちが作品を盛り上げてくれています♪
他にもトランスフォーマー作品でお馴染みのジャズやスタースクリーム、サウンドウェーブやショックウェーブが出てきます。
迫力あるアクションのオンパレード!!
本作では実写版に引けを取らないCGアニメだからこそ出来る派手なアクションが続々と展開されていきます!!
一番の見所は地下都市で開催される大規模なレースシーンで、オプティマスプライムとメガトロンは変身できない労働ロボットでも1位をとって見返してやろうと意気込んでレースに出場します。
レースが始まると様々な乗り物にトランスフォームするロボットたちが疾走感あふれるレースを展開していき、オプティマスプライムとメガトロンも障害物などを利用して先頭を目指していくのですが、レース中にアクロバティックなアクションが繰り広げられ、すごいド迫力なレースシーンを堪能することが出来て興奮しました!!
クライマックスは敵味方入り乱れる大規模な戦闘シーンが繰り広げられ、オプティマスプライムとメガトロンの重量感ある近接戦や銃撃戦、バンブルビーのスピード感あるアクションやエリータ-1の華麗なアクションが縦横無尽に駆け巡り、チーム全員が乗り物にトランスフォームしたりと非常に見ごたえのあるアクションを堪能することが出来ました!!
オプティマスプライムとメガトロンの誕生がしっかりと描かれている。
物語中盤メガトロンが隠された真実を知ったことで、復讐心に駆り立てられ徐々に自分らしさを失っていき、そんな彼を心配するオプティマスプライムの声はもはやメガトロンには届かなくなります。
ここから少しずつストーリーは重くなっていき、復讐を遂げたメガトロンは完全に悪に染まってしまい、それと同時に偉大なるリーダーとして覚醒したオプティマスプライムと一騎打ちをする展開へと突入してしまいます。
オプティマスプライム指揮する軍団『オートボット』とメガトロン指揮する『ディセプティコン』の両組織誕生までの経緯が綺麗にまとめられていて素晴らしかったです。
さいごに
今まで幾度となくガチの殺し合いを繰り広げてきたオプティマスプライムとメガトロンですが、本作では仲睦まじい様子を魅せてくれ、まるで兄弟のような関係性でした。
そんな二人が『善』と『悪』の道に進んでいく過程がしっかりと本作では描かれています。
若干話が重い感じはしますが、全編コメディタッチで描かれているので、最後まで明るい気持ちで観ることが出来ます♪
特に『ビーストウォーズ』を彷彿とさせるようなオプティマスプライムとメガトロンの掛け合い合戦が非常に面白かったです(*^▽^*)
子供から大人まで楽しめる最高のエンターテインメント作品に仕上がっています!!
あとエンドロール後にも映像があります。
続編を匂わせる終わり方だったので、映画が大ヒットし続編が製作されることを願っています♪
おわり
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