年間120本以上の映画を観賞している僕が今回紹介するのは、ラッセル・クロウ主演のスペクタクル歴史巨編『グラディエーター』になります。
ローマ帝国時代の闘技場コロッセウムを舞台に、一人の剣闘士の壮大な復讐劇を描いた作品になります。
本作の続編である『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』を観に行く前に本作を観ていない方にとって、参考になる記事内容となっています。
・迫力あるアクション作品が好きな方。
・壮大なスケールの作品を観たい方。
・世界史が好きな方。
コロッセウムで繰り広げられる剣と剣のせめぎ合いにハラハラドキドキしてしまいます!!
重要なネタバレはありませんので、最後まで安心してお読み頂けます。
作品概要
マキシマス
:ラッセル・クロウ(山路和弘)
コモドゥス
:ホアキン・フェニックス(神奈延年)
ルッシラ
:コニー・ニールセン(沢海陽子)
プロキシモ
:オリバー・リード(富田耕生)
グラックス
:デレク・ジャコビ(堀勝之祐)
ジュバ
:ジャイモン・フンスー(諸角憲一)
アウレリウス
:リチャード・ハリス(大木民夫)
【2000年公開】上映時間:155分
監督を『エイリアン
第73回アカデミー賞で作品賞を受賞するほど映画批評家から高い評価を得ている作品でもあります。
ざっくりあらすじ
時はローマ帝国時代、数々の戦場で功績をあげてきた将軍マキシマスはローマ皇帝から次期皇帝の座を継いでほしいとお願いをされる。
しかし皇帝の息子であるコモドゥスの謀略により皇帝とマキシマスの妻子が殺されてしまう。
すべてを失ってしまったマキシマスは奴隷として引き取られ、剣闘士として戦い抜いていく。
ローマ皇帝に即位したコモドゥスに復讐を果たすため、マキシマスはローマ闘技場コロッセウムで激しい闘いに身を投じていく・・・
感想
迫力あるアクションが満載!!
物語冒頭からゲルマニア征服でローマ軍と蛮族の大軍が激突し合い、雨の如く大量の弓矢とカタパルトから発射された火球が戦場に入り乱れ、あたり一面火の海で四方で爆発が起こりまくっている大迫力の戦闘シーンが繰り広げられます!!
その後も闘技場コロッセウムで剣と盾の激しいぶつかり合いが怒涛の勢いで展開され、獰猛なトラや重戦車チャリオットなど強力な敵たちがマキシマスに襲い掛かってきます!!
マキシマスも奴隷である仲間たちと協力しながら死地をくぐり抜けていき、次第に絆を深めていく人間ドラマも見どころです。
首や四肢が切断されたり、血がドバっと出たりと容赦ないバトルシーン満載で、画面越しからも血と汗が滴る血生臭さが伝わってきます。
シーンに合わせて流れる音楽にテンション爆上がり!!
『ザ・ロック』や『ライオンキング』などの有名作品の音楽を手掛けてきた作曲家ハンス・ジマーの劇伴が作品を最高潮に盛り上げてくれます!!
血沸き肉踊る激しい音楽から心癒されるメロディアスな音楽まで、シーンに合わせて流れてくる音楽に観ているこちらの気持ちが高ぶってしまいます。
バラエティー番組でよく耳にする誰もが一度は聞いたことのある名曲がわんさか流れてきます♪
俳優陣の完成された役作りに魅了されてしまう!!
俳優陣の徹底した役作りにも目を見張ってしまいます。
無欲で力強い漢らしさを秘めたマキシマスを演じたラッセル・クロウの、見事なまでに鍛え上げられた肉体美には惚れ惚れしてしまいます(;’∀’)
このような徹底した役作りの甲斐もあって、アカデミー主演男優賞を受賞する功績を残しています。
コモドゥスを演じたホアキン・フェニックスは冷酷非道な役柄に徹していて、野心を秘めたギラギラした目の奥から得体のしれない怖さが伝わってきます。
映画『ジョーカー
ルッシラを演じたコニー・ニールセンも、弟であるコモドゥスのやり方に次第に恐怖を覚えていき、どうすることも出来ないことに苦悩する姿が印象的でした。
欲望と陰謀が渦巻くローマ帝国を舞台に、英雄マキシマスを主軸とした王道なストーリー展開に引き込まれてしまいます(*^▽^*)
24年前の作品であるにも関わらず古臭さは全く感じないくらい戦闘描写に迫力があり、色褪せることのない不朽の名作であります♪
本作に少しだけ登場したルッシラの息子ルキウスを主人公にした続編『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』が近日公開されるので、非常に楽しみであります(≧▽≦)
おわり
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