映画『ホーム・アローン』の感想や見どころ紹介♪【重要なネタバレなし】

引用元：映画.com

年間１２０本以上の映画を観賞している僕が今回紹介するのは、クリスマス・コメディ映画『ホーム・アローン』になります。

クリスマス休暇に家族に置き去りにされてしまった少年ケビンが、自宅に侵入しようとする泥棒コンビを多彩なアイデアを駆使して撃退していくクリスマス・コメディ映画で、家族全員で一緒に観られるクリスマスシーズンにおすすめの映画でもあります♪

重要なネタバレはありませんので、最後まで安心してお読み頂けます。

作品概要

【１９９１年公開】上映時間：１０３分

『ハリー・ポッターと賢者の石』や『ミセス・ダウト』などの傑作を手掛けてきたクリス・コロンバスが監督し、『スターウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』などの作曲を手掛けてきた音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズが耳に残る名曲を作り上げています。

当時１０歳だった俳優マコーレー・カルキンが、ちょっぴりおっかない泥棒コンビに果敢に立ち向かう、わんぱくな少年ケビン君を好演しています。

マヌケな泥棒コンビを、『グッドフェローズ』でアカデミー助演男優賞を受賞したジョー・ペシと、ダニエル・スターンがおもしろおかしく演じられています。

あらすじ

クリスマス休暇に家族でパリ旅行に出かけることになったマカリスター家。

マカリスター家の末っ子であるケビンは、旅行前夜に食事の席で兄バズと喧嘩した際に、食卓をメチャクチャにしたことで家族全員から非難を浴びせられ、母親から一晩屋根裏で寝るように叱られてしまう。

夜中に停電が起きたことでセットしていた目覚ましのアラームが鳴らず、旅行当日一家全員寝坊してしまい、大慌てで準備をする事態になってしまう。

その際にケビンが屋根裏にいることを忘れてしまい、家に置き去りにされてしまうが、ケビンは嫌な家族がいなくなったことで大喜びし、家の中で好きなものを食べたり、羽目を外して遊んだりとやりたい放題に過ごしていた。

その頃旅行に出かけた家族は、飛行機内でケビンを置き去りにしてしまったことを思い出し、母親だけが急いでケビンのもとへ向かうことに。

その頃ケビンが自分だけのクリスマス休暇を満喫している最中、クリスマス休暇中の留守を狙ったハリーとマーヴの泥棒コンビの魔の手がケビンに迫っていた・・・

感想

ケビン君の発想力の凄さに驚かされる！！

ケビン君が泥棒たちから自宅を守り切るために、頭の回転の速さを活かして様々なトラップを自宅内に仕掛けていきますが、８歳の少年がよくもまぁこんな優れたアイデアを思いつくなーと感心させられます。

あの手この手で泥棒コンビを撃退していくさまにスカッとさせられますが、同時に子供ながらも容赦ないケビン君に若干引いてしまいます(笑)

バーナーで頭を焼かれたり、アイロンが顔面に直撃したりと、殺意満々な罠にはまり、散々な目に遭わされてしまう泥棒コンビに少しだけ同情してしまいます(;’∀’)

憎めない泥棒コンビが愉快で面白い！！

この作品に欠かせないのが、ハリーとマーヴの泥棒コンビであり、悪役であるにも関わらず、なぜか憎めない愛されキャラたちであります。

短期でずる賢い性格のハリーと、能天気な性格のマーヴからなる凸凹コンビは、小物でありながらも裏の主人公と言っても過言ではないくらい、魅力的な存在感を放っています。

ケビン君の仕掛けたトラップに引っかかる度に見せるリアクションやボヤキが面白過ぎて、バカ笑いしてしまいます(*^▽^*)

ハートフルな作品でもある。

軽いネタバレになってしまいますが、隣に住んでいる老人マーリーを恐ろしい殺人鬼だと兄バズから吹き込まれて、そう思い込んでいたケビン君でしたが、それはまったくのデタラメであって、実際は息子夫婦との関係が上手くいっていない孤独な老人でありました。

教会でマーリーと偶然出くわしたケビン君が、息子と和解したいと思っているが連絡する勇気が出てこない彼に、後押しするシーンがとても印象的で、その結末にウルっとしてしまいます。

母親もケビン君に厳しく接することがありましたが、ケビン君のことをとても心配し、一人ぼっちで寂しい思いをしているケビン君のもとへ何がなんでも駆けつけようと奔走する素敵な母親であります。

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３４年前の作品ではありますが、古臭さは一切感じさせない不朽の名作であり、クリスマスシーズンにうってつけの心温まるファミリー向けコメディ作品に仕上がっています(≧▽≦)♪

ニューヨークを舞台にさらにスケールアップした続編『ホーム・アローン２』も超面白いので、ぜひチェックしてみて下さい！！

おわり

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