1988年公開の映画『ビートルジュース』の続編で、『ビートルジュース ビートルジュース』を観賞してきたので感想などを書いていきます。
結論からいうと、前作同様ぶっ飛んだ世界観で大変おもしろい映画でありました♪
前作を観て楽しめた方はぜひ本作を観ることをおすすめします!!
ティム・バートン監督のダークで独特な世界観満載のドタバタホラーコメディ作品に仕上がっています♪
・ティムバートン作品が好きな方。
・明るいホラーコメディを観たい方。
・ハロウィン作品が好きな方。
前作からの続きものなので、前作『ビートルジュース
注)鑑賞時に差支えのない程度の軽いネタバレがあります。
作品概要
【2024年公開】上映時間:105分
ビートルジュース
:マイケル・キートン(山寺宏一)
リディア
:ウィノナ・ライダー(坂本真綾)
アストリッド
:ジェナ・オルテガ(伊瀬茉莉也)
デリア
:キャサリン・オハラ(戸田恵子)
ローリー
:ジャスティン・セロー(森川智之)
ドロレス
:モニカ・ベルッチ(沢城みゆき)
ウルフ
:ウィレム・デフォー(山路和弘)
ジェレミー
:アーサー・コンティ(小林千晃)
『チャーリーとチョコレート工場
ざっくりあらすじ
物語は前作の35年後からはじまり、霊能力者として活躍しているリディアは一人娘のアストリッドとうまくいっておらず、関係がギクシャクしていることに悩んでいる。
一方人間怖がらせ屋のビートルジュースはリディアのことを忘れずにいて、いまだに思いを寄せている。
ある日死後の世界に連れ去られてしまったアストリッドを助け出すために、リディアは苦渋の末ビートルジュースの助けを借りることにするが、結婚することを条件として突きつけられてしまう。
さらに死後の世界で封印されていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活し、ビートルジュースに復讐しようと執拗に追いかけまわっていた。
見所ポイント
前作よりもさらにパワーアップしている
ビートルジュース役のマイケル・キートンの終始ノリノリな怪演は、年を感じさせないくらい見事で素晴らしいものでした。
リディア役を演じたウィノナ・ライダーも前作ではかわいらしかったゴス少女だったのが、今作では立派で美しい大人に成長していて良かったです。
あと前作の主人公であるメイトランド夫妻のその後について言及されていたので嬉しかったです(^^♪
ティム・バートン監督がこだわった極力CGの使用を避けた映像づくりや、あえて安っぽくしているCG映像など見ごたえのある映像満載で全体的にパワーアップしていて素晴らしかったです!!
クセが強い現実世界と死後の世界のキャラたち
ビートルジュースの他にも様々な人物たちが登場してきます。
モニカ・ベルッチ演じるドロレスは相手の魂を吸い取ってしまう危険人物で、妖艶な雰囲気を醸し出していて魅力的でした。
ウィレム・デフォー演じる元映画俳優で死後の世界の治安を守っているウルフや、ビートルジュースの部下で顔が小さく困った顔がキュートなボブなどクセの強いキャラたちがどんどん出てきます♪
現実世界では前作にも登場した一風変わった芸術家でリディアの母親デリアや、すぐに金儲けに走ってしまうリディアの婚約者ローリーなど死後の世界の住人たちに負けていないくらいクセが強いです笑
序盤でダニー・デヴィートが死後の世界の清掃員役で出演しています。
ポップで明るめな死後の世界
温かみのある手作り感満載のギミックだらけの死後の世界は観ているだけでも面白く、こんな死後の世界ならぜひ行ってみたいものです(^^♪
上半身がサメに食いちぎられてなくなっている死者や、人がビートルジュースベビーに喰われたりとちょっぴりグロテスクな表現がありますが、全体的にマイルドなつくりになっているので安心して観賞して頂けます♪
子供から大人まで幅広い層に楽しんでいただける作品に仕上がっており、物語も最後までテンポよく進んでいきます♪
さいごに
若干物語の最後が駆け足気味だったのと、モニカ・ベルッチの使いどころがもったいないのが気になりましたが、その点を考慮しても前作同様に難しいことは一切考えずに、頭の中をからっぽにして楽しめる作品に仕上がっています(≧▽≦)
ひと足早めのハロウィンナイトを劇場で体験してみてはいかがでしょうか!?(*^▽^*)
おわり
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