今年度一番の面白さ♪映画『マッドマックス:フュリオサ』の感想【ネタバレあり】

引用元:公式サイトより

先日『マッドマックス 怒りのデスロード』の続編にして、前日譚である映画『マッドマックス:フュリオサ』を鑑賞してきたので、感想を書いていきたいと思います。

*ネタバレありで書いていくので、閲覧の際はご注意ください。

目次

作品概要

キャスト

フュリオサ:アニャ・テイラー=ジョイ

ディメンタス:クリス・ヘムズワース

上映時間:148分。

世界が崩壊してから数年後、砂漠に覆われ無法地帯と化した世界を舞台にした作品です。

監督は前作に引き続きジョージ・ミラーが務めており、79歳とは思えないほど、作品から圧倒的な熱量が伝わってきます。

前作でフュリオサ役を務めていたシャーリーズ・セロンから、今勢いのある俳優アニャ・テイラー=ジョイに交代してます。

悪役のディメンタスを『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが演じています。

今作は前作の主人公マックスの相棒ポジションにいたフュリオサを主人公にしたスピンオフ作品かつ前日譚にあたるので、前作の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を未鑑賞でも問題なく楽しめます。

ただ前作を観ておくと、このキャラ懐かしいなーとか、ガスタウンってこんな街だったのかとニヤニヤしてしまう箇所がいくつかあります(^^♪

ざっくりストーリー

緑の地で暮らす幼いフュリオサはディメンタス将軍率いるバイカー集団に拉致されてしまい、アジトまで駆け付けた母親に救出されるが、逃げる途中捕まってしまい、母親はフュリオサの目の前で処刑されてしまう。

以降ディメンタス将軍の下で囚われの身として生きていくことになるフュリオサ。

勢力を拡大しつつあるディメンタスは、イモータン・ジョーに砦シタデルを明け渡すように伝えるが、返り討ちにあってしまいその場から退散してしまう。

ディメンタスは策を講じて、イモータンの第2の拠点であるガスタウンを占拠し、イモータンに定期的に水と作物を分配してくれなければガスタウンを爆破すると脅し、イモータンはしぶしぶ取引に応じる。

イモータンはフュリオサに目を留め、将来自分の妻にするためにフュリオサを引き取り、フュリオサはメカニックとして成長していく。

フュリオサはドライバーのジャックと知り合い、お互い死地を乗り越えることで絆を深めていく。

ディメンタスとの取引に向かうジャックとフュリオサは取引場で襲撃に遭い、ディメンタスの裏切り行為に憤慨したイモータンは第3の拠点である弾薬畑(バレットファーム)で、武器と弾薬を積んで戦闘の準備をするようにジャックとフュリオサに命じ、二人はバレットファームへと向かうが、既にそこはディメンタスの手に落ち占拠されていた。

バイカー集団の襲撃から逃れたジャックとフュリオサであったが、ディメンタスに追いつかれてしまい、ジャックは殺され、フュリオサは片腕を吊るされた状態にされてしまうが、隙を見て自身の片腕を切断してその場からの逃亡に成功し、砦へと無事に帰還する。

ディメンタスとイモータンとの戦争が勃発し、徐々にディメンタスの勢力は劣勢になってしまう。

義手を装着したフュリオサは、母親を殺害された復讐心を抱きながら単独でディメンタスを追い詰めることに成功し、復讐を遂げることに成功する。

その後フュリオサはイモータンの5人の妻と一緒にウォータンクに乗り込み、生まれ故郷である緑の地へと向かう・・・(後の前作に繋がります)

みどころポイント

・アニャ・テイラー=ジョイの演技、特に目力がすごい

アニャ演じるフュリオサのセリフはほとんどありません。

セリフがない代わりに、アニャの目力と母親を殺されたことで復讐の鬼と化した様に、圧倒させられてしまいます。

・アクションの迫力が凄い

前作に引き続き、怒涛のアクションが展開されていきます。

特に物語中盤の、ウォー・タンクがバイカー集団の猛追から逃れるカーアクションが迫力あり凄かったです(≧▽≦)

・世界観が秀逸

前作同様に、ディメンタス将軍率いるバイカー集団、全身白塗りのウォーボーイズなどのビジュアルが秀逸です。

今作でも多種多様な改造車が出てきて、火炎放射や機関銃をぶっ放したり、相変わらずやりたい放題のぶっ飛んだ世界観になっています笑

気になった点

クリス・ヘムズワースの悪役は正直合っていなかった

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのソー役の印象が強すぎるせいか、どうしても顔つきが善人に見えてしまって仕方なかったです(;’∀’)

クリス演じるディメンタス将軍は今作のヴィランとしては正直パンチが弱く、絶大的なカリスマ性を誇るイモータン・ジョーと比べるとどうも見劣りしてしまいます。

ディメンタスの最期もあっけなく、見せ場もないまま終わってしまったのが残念です。

上映時間が少し長く感じた

今作は上映時間が2時間半近くあり、けっこう長めとなっています。

前作は上映時間が2時間でしたが、全編怒涛のカーアクションの連続で、時間がたつのを忘れてしまう程のめりこむことが出来ました♪

今作は鑑賞中ちょっと長いな~とテンポが悪く感じることが度々ありました。

前作よりも若干パワーダウンしている

前作が傑作すぎたから仕方ありませんが、前作より若干パワーダウンしている感が否めないです。

前作はカーアクションがメインでしたが、今作は銃撃戦や肉弾戦がメインとなっています。(一応カーアクションはあることにはありますが)

まとめ

不満点など含め、色々と感想を書いてきましたが、一つの作品と見れば完成度は非常に高く、アクション映画としては申し分ないほど面白いのは間違いありません。

今年度の観てきた映画の中で暫定1位になるくらい面白かったので、もし観に行くのであれば迫力のある轟音を堪能できるIMAXシアターで鑑賞するのをおすすめします(*^▽^*)

おわり

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