引用元:映画.com
先日『キングダム:大将軍の帰還』を鑑賞してきたので、見所ポイントや気になった点などの感想をネタバレありで書いていきます。
本作は映画『キングダム』シリーズ4作目となっており、過去作を観賞していなくても楽しめるとは思いますが、話や登場人物が前作から続いているので、過去作を観ることを強く勧めます。
結論から先に言うと、むちゃくちゃ面白かったです(≧▽≦)
シリーズ史上最高傑作はもちろんのこと、邦画でもトップクラスの出来栄えの作品に仕上がっていて、世界に十分通用するほどの完成度です。
少し失礼な言い方になりますが、邦画でもここまで金かけた作品を作れるようになったことに驚きました( ゚Д゚)
・映画『キングダム』シリーズが好きな方。
・中国の歴史が好きな方。
・迫力ある合戦シーンを観たい方。
注)僕は原作未読なので、知識不足があるかもしれないのでご了承願います。
『キングダム』とは?
『キングダム』とはどのような作品なのかをざっくりと簡単に説明していきます。
出典元:amaon
累計部数1億部を突破している人気漫画を実写化したもので、中国の春秋戦国時代末期を舞台に、中華統一を目指す『 嬴政(えいせい)』(後の始皇帝)と、天下の大将軍を目指す戦災孤児の少年『信』の活躍を描いた作品となっています。
2019年に実写映画1作目である『キングダム』が公開され、その後も2作目『キングダム2 遥かなる大地へ』、3作目『キングダム 運命の炎』が公開されてきました。
引用元:映画.com
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敵味方入り乱れる迫力のある合戦シーンや、キレのあるアクションシーンが話題を呼んで、いずれの作品も日本での興行収入が50億円を突破するほどの大人気を博しています♪
主人公の『信』を山崎賢人、『 嬴政』を吉沢亮が演じていて、他にも長澤まさみや橋本環奈、大沢たかおといった豪華な俳優陣が揃っています。
作品が作られる度に物語のスケールが大きくなっていき、新たな俳優陣の豪華さも見どころとなっています。
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『キングダム:大将軍の帰還』作品概要
〈馬陽の戦い〉で敵将を討ち取った信と仲間たちである飛信隊は勝利の宴を楽しんでいると、そこに趙国の総大将である『龐煖(ほうけん)』が突如現れ、飛信隊の面々を次々と殺していく・・・
仲間を殺されて怒りに燃える信と羌瘣(きょうかい)が龐煖に戦いを挑むが返り討ちに遭い、瀕死の重傷を負ってしまう。
さらに趙国の騎馬隊も駆けつけ絶体絶命の中、飛信隊の面々は何としてでも信だけは守り抜かないと心に決め、決死の脱出を試みることに・・・
上映時間が146分とシリーズ最長となっていて、前作の最後に登場した最強の武神『龐煖』を吉川晃司、趙国の天才軍師『李牧』を小栗旬が演じています。
以降重要なネタバレがあります。
見所ポイント
迫力のある合戦シーン!!
シリーズを追うごとに敵味方入り混じる合戦シーンの迫力は今作にも健在です♪
『龐煖』の圧倒的な強さ!!
物語開始10分から龐煖の圧倒的な強さを見せつけられます。
飛信隊のメンバーが蟻のように殺されていき、信と羌瘣の二人がかりでも傷ひとつ負うことなく蹴散らしていく武神の如く圧倒的な強さに絶望感を抱いてしまいます。
『王騎』と『騰』の活躍!!
これまで表立った活躍を見せてこなかった『王騎』と『騰』でしたが、今作では大いに活躍しています(≧▽≦)
騰の片手で剣をグルグル回転させながら、敵を次々と斬りつけていく剣裁きに魅了されてしまいました。
そして王騎将軍の暴れっぷりが凄いです!!
騎乗しながら敵陣に突っ込み、自前のでっかい矛をぶんぶん振り回しながら敵を吹っ飛ばすシーンが迫力がありすぎて凄まじいです( ゚Д゚)
ゲーム『三国無双』並みに縦横無尽に暴れ回っています笑
『王騎』と『龐煖』の一騎打ち!!
両者の重量級バトルが迫力があり過ぎてずっと手に汗を握っていました(;’∀’)
お互いの武器がぶつかり合う度にビリビリと振動が伝わってくる感覚があり、一瞬でも気を抜くと殺られる両者のピリピリした雰囲気に圧倒させられてしまいました。
『王騎』演じる大沢たかおの役作りの凄さ!!
まず腕の筋肉が凄いし、体格もすごい迫力があっていかにも大将軍な感じが出ています。
あとあの喋り方もすごい癖になって好きです笑
この映画に打ち込む役作りと、相当なトレーニングを積んできたすさまじさが伺えます。
そして過去に最愛の人を龐煖に殺され、復讐心が次第にメラメラと燃え上がってくる演技が鬼気迫っていて凄かったです。
少し残念だった点
主人公の存在感が薄くなっている
今作の主役は完全に王騎でしたから、信の存在感が薄くなるのも仕方ないのかもしれませんね(;’∀’)
出番がほとんどない登場人物
原作準拠であれば仕方ないのかもしれませんが、橋本環奈演じる『河了貂』と長澤まさみ演じる『楊端和』の活躍する姿が観たかったですね。
両者共に出番がほんのわずかだったんで(;’∀’)
さいごに
色々と感想を書いてきましたが、総合的に見てシリーズ最高傑作であることは疑う余地がありません!!
王騎が活躍している姿が見れただけでももうお腹がいっぱいになるくらい大満足です♪
王騎の将軍としてのカッコいい生きざまに最期は思わず号泣してしまいました(;’∀’)
シリーズ最終章となっていますが、信が王騎から授かった矛を手にしたことで今後大将軍として活躍し、王騎の敵討ちとして龐煖と対決する展開が見たいので、続編が作られるのを楽しみに期待しています(^^♪
おわり
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