年間120本以上の映画を観賞している僕が今回紹介するのは、ジブリ映画『紅の豚』になります。
戦後まもないイタリアを舞台に、呪いをかけられて人間から豚へとなってしまった元空軍のポルコ・ロッソという男の生きざまを描いた大人向けのアニメ作品になります。

『紅の豚』ってどんな映画なんだろうと思っている方に、この記事を読んで是非参考にして頂ければ幸いであります!!
・大人向けのアニメ作品が好きな方。
・カッコいい主人公の作品が好きな方。
・ジブリ作品が好きな方。



ジブリ作品で一番好きな『天空の城ラピュタ』と並ぶくらいお気に入りで、男のロマンがぎっしりと詰まった映画であります!!
作品概要
ポルコ・ロッソ:森山周一郎
ジーナ:加藤登紀子
フィオ:岡村明美
カーチス:大塚明夫
マンマユート・ボス:上條恒彦
ピッコロ親父:桂文枝
など
【1992年公開】上映時間:93分
監督は『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』などの不朽のアニメ作品を生み出した宮崎駿で、音楽は宮崎駿作品には欠かせない久石譲が手掛けています。
ざっくりあらすじ
第一次大戦後のイタリア、小さな島で空賊を相手に賞金稼ぎとして生計を立てているポルコ・ロッソは、元空軍のエースパイロットで呪いをかけられて人間から豚へと変貌してしまった男である。
幼馴染であるジーナの店で酒を飲んでいたポルコは、空賊連合に雇われたアメリカ人パイロットのカーチスと知り合う。
その後ポルコは飛行中に機体の不具合もあり、奇襲をかけてきたカーチスに撃墜されてしまうが、カーチスの目をごまかして何とか難を逃れることに成功する。
機体の修理をする為に昔馴染みの工房職人ピッコロがいるミラノを訪れたポルコは、ピッコロの孫娘であるフィオという少女と出会うこととなる・・・
見どころ紹介!!
大人向けのストーリー
恐らく本作は小さなお子様が観ても、その面白さが伝わらないのではないかと思います。(自分もそうでしたので笑)
ポルコのハードボイルな生き方や、無駄のない会話のやり取りなどがthe大人向けって感じに仕上がっております。
主人公がカッコよすぎる!!
ポルコが豚のくせにカッコよすぎます!!
いや、豚だからこそカッコいいんです笑
これがもし人間のままだったら魅力が半減しているかもしれません。
気の利いたセリフや立ち回りなど全てがカッコよく、煙草を吸う姿もとても様になっていて、こんな男になってみたいと憧れてしまいます!!



ポルコを演じた森山周一郎氏の渋い演技も相まって、より一段とカッコいい豚に仕上がっています!!
イタリア地中海の美しい風景に酔いしれる
イタリアの田園風景やパレードで賑わう街並みの様子など、当時の人々の暮らしが事細かにしっかりと描きこまれていて、惹き込まれてしまいます。
そしてなによりイタリア地中海の青々とした景色が素晴らしく、観賞中美しい風景に心が癒されてしまいます。



久石譲さんの音楽もまた大変素晴らしく、絵ととてもマッチしていて良かったです♪
愉快で楽しい登場人物たち♪
本作には明確に性根の腐った悪い奴が一人もいなく、みんな愛着が湧く素敵なキャラたちが勢揃いしています。
空賊連合の連中は悪事を働いていることには変わりないけど、人質である子供たちのことを気遣ったり、ジーナの店に迷惑が掛からないように配慮するなど、憎めない奴らであります。
特にマンマユートのボスが1番のお気に入りで、集合写真のシーンでは大笑いしました(≧▽≦)



ポルコのライバルであるカーチスは初めはいけ好かない奴だったけど、最後にはとても好きになるほどのキャラで良かったです♪
さいごに
公開当時まだ7歳だった僕は親に連れられて観に行きましたが、まったく面白さが伝わらず寝てしまった記憶がございます(;’∀’)
けど大人になってから改めて観賞すると、本作の素晴らしさに気づかされ、すっかりと魅了されてしまいました!!
劇場での貴重な体験を無駄にしてしまったのが悔やまれてしまいます(笑)



地中海の美しい風景や飛行シーンの作画のクオリティなど大変素晴らしく、最後まで明るく楽しく観れるジブリ最高傑作であります!!
以上、映画『紅の豚』の紹介でした。
おわり
コメント