引用元:映画.com
年間120本以上の映画を観賞している僕が今回おすすめするのは、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』になります。
以前書いたおすすめの海外アニメ映画8選紹介の記事でも取り上げていましたが、今回は作品の魅力や見所ポイントなどより詳細に書いていきます♪
・マリオ作品のゲームを遊んだことのある方。(特にファミコン世代)
・マリオ作品のゲームはあまり遊んだことはないけど、映画には興味がある方。
・CGアニメが好きな方。
・ギミック満載の色彩豊かな世界観を楽しみたい方。
重要なネタバレなしで書いているので、安心して最後までお読みいただけます♪
『スーパーマリオブラザーズ』とは?
マリオ作品のゲームをプレイしたことがない、またはあまり遊んだことがない方に向けて、『スーパーマリオブラザーズ』について簡単に説明していきます。
引用元:マリオポータル
1985年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ専用の横スクロール型アクションゲームで、記念すべきマリオ作品1作目でもあります。
クッパにさらわれたピーチ姫を救いに、配管工のマリオとルイージの兄弟が冒険に出る作品となっており、このコンセプトは後の作品にも受け継がれていきます。
アクションゲームだけでなく、RPGやパーティゲーム、ゴルフやテニスなどのスポーツまで幅広くジャンルが及んでいて、シリーズ累計の売上は全世界で5億6000万本以上を突破し、最も売れたゲームとしてギネス世界記録にも認定されています。
☆マリオ作品の歴史やシリーズ一覧について詳しく知りたい方は『マリオポータル』公式サイトへ↓
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』作品概要
引用元:映画.com
【2023年公開】上映時間:93分
マリオ
:クリス・プラット(宮野真守)
ルイージ
:チャーリー・デイ(畠中祐)
ピーチ姫
:アニャ・テイラー=ジョイ(志田有彩)
キノピオ
:キーガン=マイケル・キー(関智一)
ドンキーコング
:セス・ローゲン(武田幸史)
クッパ
:ジャック・ブラック(三宅健太)
など
『ミニオンズ』や『シング』で有名なイルミネーションが製作を担当しており、キャスト陣もハリウッドで有名な俳優を多数起用していて、日本後吹き替えも実力派声優が勢揃いしています。
2023年に公開された本作は日本含め全世界で1700億円以上の興行成績を記録し、『アナと雪の女王2』に次いでアニメーション映画世界歴代2位にランクインするメガヒットを記録しています。
マリオ作品が全世界で人気なのを証明していますね(^^♪
ざっくりあらすじ
引用元:映画.com
世界を支配しようと目論むクッパはペンギン王国を陥落させ、スーパースターを手中に収めてしまう。
その頃NYのブルックリンではマリオとルイージの兄弟が独立して配管工のビジネスを始めるが、中々うまくいかず家族からも馬鹿にされ、マリオは落ち込んでしまう。
そんな時に街中で水道管が破裂し大洪水になっているニュースを観たマリオとルイージは、自分たちの名前を売るチャンスだと思い、急いで現場に向かうことに。
下水道に降りたマリオとルイージは不思議な土管を発見すると、それに吸い込まれてしまい、不思議な世界へとワープしてしまう。
ルイージはクッパが縄張りとするダークランドへ、マリオはピーチ姫が統治するキノコ王国へと飛ばされ、兄弟共にはぐれてしまう。
クッパに囚われてしまったルイージを助け出す為に、ピーチ姫とキノピオの力を借りたマリオは冒険へと旅立つ・・・
感想。
引用元:映画.com
はい、メチャクチャ面白いです♪
公開当時劇場へ3回も観に行った程ドハマりしてしまいました(;’∀’)
今でも購入したブルーレイ版を繰り返し鑑賞しています♪
ゲーム初期の横スクロール型アクションの要素を巧みに取り入れていて、それが最先端の映像技術により再現されていたので、ファミコン世代の僕にとって非常に嬉しくもありメチャ興奮しました(≧▽≦)
物語の内容も非常に素晴らしく、マリオやルイージが冒険やクッパとの戦いを通じて、人間として大きく成長していく展開に胸が熱くなってしまいました。
アニメ映画としても完成度は非常に高く、作中で難しい専門用語が一切ないので、すんなりと物語に没頭することが出来ます。
小さなお子様から大人まで幅広く楽しめること間違いなしの作品に仕上がってるよ♪
初めはキャラの造形に少し違和感を感じましたが、温かみのある表情などの豊かな感情表現に魅了され、2回目以降はそんなこと全く気にならないようになりました♪
僕は非常にゲームのマリオ作品が好きで、シリーズはほぼ遊び尽くしています。(スマブラは除く笑)
なのでゲームをプレイしたことのある方は、作中の細かいネタなどにピンときてニヤニヤしてしまうことでしょう。
もちろんゲーム未プレイでも問題なく楽しめます(*^▽^*)
マリオガチ勢なら絶対に楽しめること間違いなしです!!
詳しくは以下の見所ポイントで解説していきます♪
見所ポイント
引用元:映画.com
・臨場感あるマリオカートのシーン
僕が劇中で一番興奮したのは、物語中盤でマリオカートが出てきた瞬間になります♪
セッティングから好みのマシンを作り上げていく流れは『マリオカート8』を準拠していて非常に興奮しました。(セッティング時の音楽もちゃんとマリカー8でした)
マリオ達がレインボーロードでクッパ軍団相手に、ミドリこうらやバナナなどのアイテムを駆使しながらレースバトルを展開するシーンには、テンション爆上がりになってしまいます!!(≧▽≦)
そして最後にはマリカープレイ勢にとって大嫌いなアイテムも登場します( ゚Д゚)
他にもマグナムキラーとのチェイスシーンや、数多のクッパ軍団を蹴散らしていくシーンなど見所はいっぱいあります(≧▽≦)
・原作に忠実な世界観や音楽
キノコ王国が原作のイメージそのままで再現されており、ワープ土管やコインブロックなどギミック満載な仕掛けが作中にバンバン登場してくるので、最後まで飽きずに鑑賞出来ます(^^♪
クッパ王国はダークでおどろおどろしく、ジャングル王国はタヒチっぽいリゾートホテルみたいな感じでカラフルに描かれていて、こんな王国なら一生住んでみたくなるくらい魅力があふれていました。
パワーアップした時の音や、土管に入った時の音まで、原作の効果音も忠実に再現されており、また初期の作品から最新作までの音楽をうまくアレンジされていて非常に良かったです♪
・ピーチ姫が大活躍!!
原作のピーチ姫は毎度クッパにさらわれるか弱いヒロインとしてのイメージが強かったのですが、本作では非常に大胆かつスーパーヒーロー的な一面を持ち合わせていて、マリオが霞んでしまうぐらいハチャメチャに活躍します♪
初対面のマリオを背負い投げしたり、訓練場ではアクロバティックな動きを見せたり、物語後半ではピーチ姫がクッパ軍団相手に無双してしまう程大活躍しまくりです( ゚Д゚)
原作の人物像から大きくかけ離れていたので初めは驚きましたが、一国を治める王女として考えてみれば、これぐらいパワフルで積極的であっても不思議ではないなと納得してしまい、正直このようなカッコいいピーチ姫もありかなーと思ってしまいました♪
代わりに今作ではルイージが今までのピーチ姫のポジションをちゃんと担っています笑
・キャスト陣が完璧
日米共にキャスト陣の演技が完璧すぎます♪
マリオに関しては、2023年までゲーム作品のマリオの声優を務めたチャールズ・マーティネー氏の演技に寄せて再現されていて文句なしの出来栄えで、弟思いの熱いキャラで大変良かったです。
ルイージはおどおどしてて臆病な感じが、ピーチ姫は凛としてアグレッシブな感じが、キノピオは常にハイテンションでありながらもサポートキャラとして頼れる相棒として、キャラ全員が原作のイメージを損なわないように見事に演じられていて非常に良かったです。
改めて声優ってすごいんだなぁと思い知らされてしまいました(;’∀’)
もちろんドンキーコングのお調子者かつ短気な性格さ、クッパのパワフルで邪悪っぽさもしっかりと表現されていて良かったです(^^♪
・変身アイテム盛りだくさん♪
スーパーキノコやファイアフラワー、スーパーこのはやスーパーベルなど原作に登場した変身アイテムがじゃんじゃん出てきます(^^♪
マリオだけでなく、ピーチ姫やドンキーコングも変身アイテムを駆使しながら戦っていきます。
ネコマリオがキュートでかわいいです♪(中身おっさんだけど笑)
・かくしネタが豊富にある
『パルテナの鏡』や『パンチアウト』、『スターフォックス』などのゲーム作品の豊富な隠しネタが、劇中にこれでもかと散りばめられています。
初見では気づかなかった細かな隠しネタを、2回目以降鑑賞しながら探すのが楽しくてしょうがないです笑
さいごに
マリオ作品が本当に好きな人たちが一生懸命になって作ったんだなぁと、改めて観賞してそう思ってしまいます。
エンドロールの最後にあの人気キャラクターが出てきたので、続編に登場するのが楽しみであります(≧▽≦)
続編が現在製作中で、2026年4月24日に公開予定となっています。
早く公開されるのが待ち遠しいですね、今度はワリオやロゼッタも参戦してくるといいなぁと期待しちゃってます♪
おわり
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