どもっ
なごみブルーです。
昨日公開の映画『オッペンハイマー』を鑑賞してきたので、感想を述べていきたいと思います。
一部ネタバレはありますが、重大なネタバレはしませんので最後まで安心して読んで頂ければと思います。
”原爆”をテーマに扱っている作品なので、日本での公開が難しいと思われたのですが、米国での公開から8ヵ月経て昨日公開されました。
この作品今年のアカデミー賞で作品賞をはじめ計7部門受賞しており、しかも監督は僕が敬愛するクリストファー・ノーランであったことで、大いに期待値を高めて観て参りました。
感想
人物などに関する予備知識なしで鑑賞し、全編ほとんど会話劇なんですが、上映時間3時間という長さを感じさせることのない傑作でした。
ただ登場人物が多く、回想と今起こっている出来事が交互に進んでいくので、鑑賞しながら頭の中で時系列がごっちゃにならないように整理するのが大変でした(;’∀’)
しかも当日夜勤明けで帰宅後十分な睡眠時間をとらないまま観てしまったのも追い打ちをかけられてしまい・・・これは完全に自分の責任ですね笑
それでもなんとか最後まで集中して鑑賞することが出来ました。
物語の中盤にはこの作品の一番のハイライトとなるトリニティ実験という原爆を使用した実験があり、なんでもCGは一切使用せずに撮影したそうで、CGでは作り出せない迫力ある爆破シーンがとても印象に残りました。
最後のオッペンハイマーととある人物との会話で物語が締めくくられるのですが、その会話の内容と演出により背筋がぞわっとなり、相変わらずノーラン監督は映画の締め方が上手だと感心してしまいます。
*一部女性と男性のヌードシーンがあるので、そういうのが苦手な方は注意が必要かもです。
キャストについて
主人公であるロバート・オッペンハイマーをキリアン・マーフィーが演じており、原爆を発明してしまったことへの苦悩を見事に表現しています。キリアン・マーフィーも今年のアカデミー賞で主演男優賞を受賞しており、納得の結果です。
オッペンハイマーと対立するストローズを『アイアンマン』のトニー・スターク役で有名なロバート・ダウニー・Jr.が演じており、容姿が『アイアンマン』の時と比べ痩せ細って頭皮も薄く役作りの凄さを感じました。(彼も今年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞しています)
他にもマット・デイモンをはじめ、ケネス・ブラナー、エミリー・ブラント、ジョシュ・ハートネット、ラミ・マレックといった俳優陣が出演しており、豪華なつくりとなっています。
トルーマン大統領役をあの俳優が演じているのは驚きでした。
さいごに
重低音が凄く劇場内に響いていたので、IMAXシアターで鑑賞しなかったことを悔やんでいます(泣)
IMAXシアターとは、一般的な劇場よりも映像がより高精細で、音響もよりクリアで迫力が増しているシアターのことです。その分鑑賞料金は高くなってしまいますが、まだ体験したことのない方は、一度はぜひIMAXを体験してみてください。とにかく凄いですよっ!!(説明が下手ですみません(;’∀’))
これから鑑賞する方は睡眠をしっかりと取り、体調がベストな状態で観ることをお勧めしますっ!!
あともし近くにIMAXシアターがあるのであればIMAXで観ることをお勧めします。(普通の劇場でも重低音が凄かったので)
ブルーレイが発売されたら自宅で再度ゆっくりと集中して鑑賞したいです(*^▽^*)
おわり
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