先日パニック映画『ツイスターズ』を観賞したので、感想と良かった点などを書いていきます(^^♪
結論からいうと、気になる点はあったものの全体的に面白かったです。
ディザスタームービーが好きな方は観ておいて損はありません！！
なごみブルーただのパニック映画かと思いきや、しっかりと人間ドラマも盛り込まれていたので物語により厚みが増していました♪
・竜巻の圧巻な映像を観たい方。
・前作『ツイスター』が好きな方。
・自然災害に立ち向かう熱い人間ドラマを観たい方。
・グレン・パウエルが好きな方。
１９９６年公開の『ツイスター
』の続編ではありますが、物語に直接的な繋がりはなく前作を観ていなくても問題なく楽しめます♪
注）ネタバレありで書いているので、閲覧の際はご注意ください。
作品概要
【２０２４年公開】上映時間：１２２分
・ケイト：デイジー・エドガー＝ジョーンズ（小芝風花）
・タイラー：グレン・パウエル（津田健次郎）
・ハビ：アンソニー・ラモス（浪川大輔）
主人公である気象学の天才ケイトを『ザリガニの鳴くところ』のデイジー・エドガー＝ジョーンズが務め、ストームチェイサーのタイラーを『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で大ブレイクしたグレン・パウエル、ケイトの友人であるハビを『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のアンソニー・ラモスが演じるなど、今後ハリウッドで注目の若手俳優たちが出演しています(*^▽^*)
他にも２０２５年公開のジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』でクラーク・ケント/スーパーマンを演じるデヴィッド・コレンスウェットも出演しています。
監督は『ミナリ』でアカデミー監督賞にノミネートされた経験をもつリー・アイザック・チョンが務めています。
前作から引き続き映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグが製作を担当しています。
ざっくりあらすじ
ケイトと仲間たちは大学の研究で竜巻の調査に情熱を注いでいたが、最大規模の竜巻の被害に巻き込まれケイトは恋人を含め仲間を３人失ってしまい、心に深い傷を負ってしまう。
それから５年後ケイトはニューヨークで竜巻に関する気象学の仕事に没頭していたが、旧友であるハビからオクラホマ州で竜巻の発生頻度が増え、竜巻による被害を少なくさせる為の研究に力を貸してほしいと頼まれる。
過去のトラウマを抱えているケイトはあまり乗り気ではなかったが、ニュースで故郷であるオクラホマ州の惨状を知ったことで考えを改め、ハビの誘いに乗ることになる。
現地でハビが属するエリート研究チームと仕事を始めるケイトだったが、そこで人気インフルエンサーでタイラーという人物と知り合い、彼もまた竜巻を追いかけるストームチェイサーであった。
こうして竜巻を巡るライバルチームとの競争が始まるのだった・・・
良かった点（ネタバレあり）
巨大竜巻の迫力が凄い！！
前作よりもコンピュータグラフィックスによる竜巻の映像技術が進化しており、次々と街が竜巻により破壊されていく描写は圧巻で恐怖を覚えてしまいます( ﾟДﾟ)
石油コンビナートを直撃したことで炎をまとった竜巻に変化したり、クライマックスの街を破壊しつくす巨大竜巻など見所がたくさんあって良かったです♪
人間ドラマと災害映画をバランスよく両立させている
ただのパニック映画にあらず、しっかりと人間ドラマも用意されています。
竜巻の被害にあった人々を救出したり、はじめはそりが合わなかったケイトとタイラーが絆を徐々に深めていく展開など物語を盛り上げる濃い人間ドラマが盛り込まれていますが、合間合間に竜巻君が登場してくるのでストーリー的にダレることはなく最後まで飽きずに鑑賞出来ました。
『ミナリ』で韓国系の移民がアメリカンドリームを掴もうと悪戦苦闘する重厚な人間ドラマを描いたリー・アイザック・チョン監督の手腕が思う存分発揮されていました。
前作のオマージュ
前作にも登場した竜巻観測機のドロシーが今作でも活躍します♪
あとエリートチームVSライバルチームの構図も前作とは逆になっていてニヤッとしながら鑑賞していました(;’∀’)
まぁ最終的にケイトはタイラー率いるチームに入るわけなんですが笑
魅力的な登場人物たち
ケイトが過去のトラウマを克服し、クライマックスで巨大竜巻に一人果敢に立ち向かっていく姿に心を打たれてしまいました。
タイラーは動画拡散の為に竜巻の中から花火を打ち上げたりするクレイジーな奴だけど、ケイトのことを気にかけいる優しい一面もあって一気に好きになりました♪
ケイト演じるデイジー・エドガー＝ジョーンズが魅力的で今後も彼女の活躍に目が離せないですね♪
やはり何といってもタイラー役のグレン・パウエルめちゃかっこいいっすねぇ。
カウボーイハットが凄く似合ってました(≧▽≦)
『トップガン マーヴェリック』からもうすっかりファンとなってしまいました♪
気になった点（ネタバレあり）
インパクトは前作の方が上だと感じた
竜巻による破壊描写の映像は圧巻で見応えがありましたが、若干物足りなさを覚えてしまいました。
前作では竜巻により牛が宙を舞ったり、ドライブインシアターが粉々にされたり、タンクローリーが吹き飛んで大爆発を起こしたりと初見時のインパクトは前作の方が上だと感じてしまいました。
これまで様々なパニック映画を観てきたわけで僕自身の目が肥えているのかもしれませんが(;’∀’)
サウンドの迫力が物足りなかった
施設の音響システムの関係なのかサウンドにいまいち迫力がなかったのが少し残念でした。
IMAXだともっと音響に迫力があったのか、それとも作品自体のサウンド設計がこのような仕様であったのかな？
最後にタイラーの見せ場がなかった
クライマックスでケイトの決死の行動のおかげで街が巨大竜巻による被害から逃れることができたんですが、タイラーはケイトと一緒に行動せず映画館で避難しているだけで、最後にかっこいい見せ場がなかったのが個人的には残念でした。
でもまぁ最後まで生き残ってくれただけでも良かったです(;’∀’)
さいごに
色々と感想を書いてきましたが、パニック映画が好きな方は非常に大満足できる作品となっています♪
僕はグレン・パウエルのファンだったので、僕のように彼目的で観に行きたい方も大いに満足できることでしょう。
終わり方もとても爽やかで良かったです(≧▽≦)
あと前作『ツイスター』をレビューしている記事を添付しておくので、よかったら見ていってください(^^♪↓
おわり
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